みなさん、DEXという言葉は聞いたことがありますでしょうか?
DEXとは分散型取引所のことです。おなじみの取引所とは異なり、特定の管理者によって集中管理されておらず、ブロックチェーンネットワークで分散的に管理されます。
今回は、DEXの一つである DDEX をスマホから簡単に使う方法をご紹介します。
さらに、DDEX は新規ユーザ向けのキャンペーンをやっており、使った人全員がHOTというトークンがもらえちゃいます!
ぜひ、このチャンスに使ってみましょう!
DDEXのキャンペーンで、 $HOT が付与されました!
意外と価格付いてますね( °д° ノ )ノキャンペーンはまだやってるっぽいので、まだの方はぜひ!
やり方は↓の記事で紹介してます!https://t.co/9mvzmwvaSI@ddex_io pic.twitter.com/wxdcPw13Op— マキオ@金融系SE/DApps (@makionaire) 2018年5月5日
HOTトークンが付与されました!まだキャンペーンはやっているようなのでぜひ!
DDEXが日本語対応しました!
右上のメニューから言語が選択できます!
DDEXは良くも悪くも様々なトークンが上場されています。
かの有名なノアコインも上場されました。
トークン購入前に今一度トークンについて調べて、納得した上で取引を行うようにしましょう!
目次
DEX(分散型取引所)とは?
DEXは、コインチェックなど特定の運営会社によって管理されている中央集権的な取引所とは異なり、特定の管理者が存在せず、ブロックチェーンネットワークで自律的に運営がされている取引所です。
コインチェックの事件によって、取引所がハッキングにあうリスクが広く知れ渡ったことで、取引所に多額の仮想通貨を預けておく危険性が認知されていると思います。
ブロックチェーンネットワーク自体は安全であっても、取引所がハッキングにあってしまうと、ユーザーから預かった多額の資産が被害にあってしまいます。このような危険性があるのは、資産を自由に操作するための秘密鍵を取引所が集中的に管理していることで、リスクが集中してしまっているからです。
秘密鍵管理については「今更聞けない!仮想通貨の 秘密鍵管理 !」で簡単に解説していますので参考にしてください。
DEXは、ブロックチェーンを基盤とすることで、秘密鍵の管理はユーザー自身で行ったまま、大切な秘密鍵を取引所に預けることなく取引を行うことができるのです。
- 特定の管理者が存在せず、ブロックチェーン上で自律的に運営される
上記の通り、中央集権的な管理会社が存在する従来の取引所とは異なります - 秘密鍵管理は利用者自身が行う
大切な秘密鍵を運営会社に預ける必要がありません - 利用登録や本人確認は不要
運営会社なしでトラストレスに直接取引を行うため、登録や本人確認は不要です - 様々な種類のDEXが存在する
DEXは様々な方法で実現されており、それぞれ特徴があります
今回はその中でも0x(ゼロ・エックス)というプラットフォームで実現されているDDEXというDEXをご紹介します。
0x(ゼロ・エックス)とは?
0xとは、DEXのプロトコルです。
0x自体がDEXとして機能するのではなく、0xをプラットフォームとして、様々なDEXが実現されています。

DEXはブロックチェーン上で操作する作業が多いと、それだけ時間も手数料もかかってしまうという難点があります。取引が成立しなくても、注文やキャンセルのたびに待ち時間が発生して手数料もかかってしまうのはちょっと嫌ですよね?
0xは仮想通貨の交換を行う処理だけをブロックチェーン上で行い、それ以外の操作はブロックチェーン外(オフチェーン)で処理することで、取引の効率化や低い手数料を実現しています。
今回ご紹介するDDEXは0xプラットフォームで実現されています!
DEXはそれぞれ特徴があって面白いです。
AirSwapやKyber Network、Bancorとの違いについて「分散型取引所( DEX )を比較してみた!【 0x / AirSwap / Kyber Network / Bancor 】」にて解説していますので是非ご覧ください。
DDEXの使い方!
本題のDDEXの使い方をご紹介します。
DDEXはERC20トークンをETHで取引できるDEXです。
今回は、超便利なEthereumウォレットであるTrustを使って、DDEXを利用します。
Trustの使い方は「超便利なスマホアプリ! Trust ウォレットの使い方! Ethereum の DApps やってみた!」をご覧ください。
Trustを使うと、Trustのウォレットに入っているETHを使って、トークンの購入ができます。すると、購入したトークンはそのままTrustのウォレットに入金されます!
めっちゃ便利です!
前提としてETHを購入してTrustのウォレットに送金しておく必要がありますので、取引所等で購入して入金しておきましょう。
おすすめの仮想通貨取引所は「仮想通貨取引所の選び方!おすすめ 取引所 ランキング!」にてご紹介していますので、まだ取引所登録していない人はまず登録しましょう。
DDEXに接続してみる
まずは、Trustのブラウザ機能から、DDEXを選択しましょう。

トップ画面が表示されるので、「Start Trading」ボタンを押しましょう。すると、HOTトークンがもらえるキャンペーンの案内が表示されるので、詳しく見てみましょう。


キャンペーンのタスク一覧ページが表示されました!
この時点でDDEXとの接続ができたので、もうタスク1はクリアとなります。ただ接続しただけなのに5HOTもらえちゃいました!

この他に3つのタスクが用意されています。



2:ETHのラップを行う 3:売り注文を有効にする 4:取引を成立させる という内容です!
タスクをクリアしながら使い方を見ていきましょう!
報酬は毎月末に発行され、10営業日以内に到着するようです。
また、5月15日からは4の報酬が25HOTに減っています。
ご注意ください。

ETHをラップしてみる
DDEXで取引を行うためには、ETHをラップして、ERC20トークン化することが必要となります。
このラップしたETHを用いて、様々なトークンと交換を行うわけです。
ラップしたETHはWETHという名前のトークンになり、ETHと同じ価値となります。
いつでもラップ解除してETHに戻すことが可能です。
Tradeページの左下にある、「WRAP ETH」を選択しましょう。

すると、ETHの量を入力する画面が出ますので、ラップしたいETHの量を選んで「WRAP ETH」を選びましょう。ここでは手数料をETHで支払う必要があるため、所有するETH全量をラップすることはできません。
Trustでトランザクションの承認画面が表示されるので、手数料を設定して承認ボタンを押しましょう。
このままの設定で進めばすぐに承認されます。


ラップが終わると、今度は取引にWETHを使うことを承認してあげる必要があります。この操作は1回実施すればOKなので、初めてWETHを使って取引を行うときにだけ必要になります。
「Enable Buying with WETH」を選択して、トランザクションを承認しましょう!少額の手数料だけ必要となります。


トランザクションが成立すると、✔マークがすべてついて、WETH successfully enabledと表示されます。これでETHのラップが完了です。

これで、タスク2が完了しましたので、DDEXのトップページからTaskページを表示してみましょう。以下のようにタスク2がDoneとなっていると思います。これで10HOTゲットです!

トークンを購入してみる
タスクの順番的には次は売り注文をしてみるところですが、売るトークンを持っていないのでまずは購入してみましょう!
Tradeページにて「購入したいトークン」「買い注文を出す値段」「トークン量」を選んで、「BUY」を選択しましょう。
今回はせっかくなので0xprojectのトークンであるZRXを購入してみます!

ポップアップでOKを選択すると、さくっと買い注文が出来ました。


しばらくして取引成立すると、右下にメッセージが出てきます。ウォレットに移動してみてみましょう。


おお!ウォレットに購入したZRXが反映されていますね!あと、WETHも反映されています。
こんなにも簡単に取引が出来てしまいました!!!
これで、タスク4がクリアできました!75HOTゲットです!
2018年5月15日よりタスク4の報酬は25HOTに減っています。

トークンの売り注文を出してみる
では、先ほど購入したZRXを売りに出してみましょう。
Tradeページにて「SELL」タブに切り替えて、「売却したいトークン」「売り注文を出す値段」「トークン量」を選んで、赤い「SELL」ボタンを選択しましょう。

売却についても、最初の1回だけは有効化を行う必要があります。
「Enable Selling 」を選択して、トランザクションを承認しましょう!少額の手数料だけ必要となります。


しばらくすると認証が完了し、売り注文が出せるようになります!

これでタスク3がクリアとなります!10HOTゲットです!

次回以降は、承認なしで売り注文が簡単に出せるようになっているはずです。
さいごに
いかがだったでしょうか。
ウォレットアプリとDEXの組み合わせによって、超簡単にトークンの交換が出来ました!
そして、4つのタスクをクリアしたことで、以下の通り100HOTゲットできたと思います。
2018年5月15日より報酬の合計は50HOTに減っています。

一通りの機能を触ってみるだけでトークンがもらえちゃうので、ぜひこの機会に使ってみてください!
また、今回はTrustを使ってご紹介しましたが、ToshiやCipherでも使うことはできます。Toshi や Cipherについては「まるでDAppsのAppStore!スマホで Ethereum の DApps やってみた!【Cipher Browser/Status/Toshi】」にてご紹介しています。あわせてご確認ください。
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